座標計算 応用編
入門で覚えた公式(距離・方向角・移動・放射・交点・面積・正弦定理)を組み合わせて、試験に出るパターンを解きます。新しい公式は出てきません。パターンは覚えるものではなく、何度か解いて手順に慣れるものです。1 つの節で 1 つのパターン。例題を電卓でなぞってから、ドリルで数字のちがう問題を 2〜3 回解いてください。
もくじ ↑1 内分パターン(比で分ける)
流れ:面積の比を辺の比に直す → A から B へ「A の側 ÷ 全体」だけ進む
これは何?
「AB を 2 : 3 に内分する点」は、線 AB の内側にあって、AB を 2 : 3 の長さに分ける点です(内側で分けるので「内分」)。
いちばん分かりやすい考え方は、AB を 2 + 3 = 5 つに等しく分けて、A から 2 つ目です。つまり P は、A から B へ全体の 2/5 だけ進んだところです。
試験でどう出るか
試験では、次の 2 つの出方があります。どちらも、最後は「A から B へ、全体の何分のいくつ進むか」にして解きます。
- 比がそのまま書いてある:「P は AB を 2 : 3 に内分する点」。
- 面積で書いてある:「△ACP は 120 ㎡、△BPC は 180 ㎡」。このときは、まず面積の比を辺の比に直します(下の図)。
△ACP と △BPC は、てっぺん(C)が同じで、底辺がどちらも直線 AB の上にあります。だから高さが同じです。三角形の面積は「底辺 × 高さ ÷ 2」なので、高さが同じなら、面積の比 = 底辺の比。
比は、120 : 180 のままでも、2 : 3 に約分しても同じ答えになります。電卓に打つなら、そのままで構いません。
電卓では
入門 2-6 で、B − A は「A から B へ行く矢印」でした。この矢印を 2/5 の長さにして、A に足せば P です。
m は A の側の数、m + n は全体です。「A の側 ÷ 全体」だけ進むと覚えます。
- 全体は 2 + 3 = 5。A の側は 2
- 移動の公式の形で:P = A + (B − A) × 2 ÷ 5
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 100 + 100 ENGi Shift RCLSTO A | 100+100i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 110 + 120 ENGi Shift RCLSTO B | 110+120i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| RCL AAlpha A + ( RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) × 2 ÷ 5 | A+(B−A)×2÷5 | 式を確かめる |
| = | 104+108i | P の座標 |
答え P(104.00, 108.00)
検算 Abs(P − A)(アブソリュート) が 8.94…、Abs(B − A) が 22.36… で、8.94 ÷ 22.36 = 0.4 = 2/5 になっているか。
合わないときに見る順番:① × の後ろが「A の側の数」、÷ の後ろが「全体(m + n)」か → ② B − A を( )で囲んだか → ③ 出発点(+ の前)が A か
やってみよう(穴埋め)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 50 + 80 ENGi Shift RCLSTO A | 50+80i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 62 + 71 ENGi Shift RCLSTO B | 62+71i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| RCL AAlpha A + ( RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) × □ ÷ □ | A+(B−A)×□÷□ | □ に数を入れて打つ |
| = | ? | P の座標 |
答え
- 全体は 1 + 2 = 3。A の側は 1
- □ は 1 と 3
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 50 + 80 ENGi Shift RCLSTO A | 50+80i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 62 + 71 ENGi Shift RCLSTO B | 62+71i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| RCL AAlpha A + ( RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) × 1 ÷ 3 | A+(B−A)×1÷3 | 式を確かめる |
| = | 54+77i | P の座標 |
答え P(54.00, 77.00)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 30 + 40 ENGi Shift RCLSTO A | 30+40i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 30 + 72 ENGi Shift RCLSTO B | 30+72i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| RCL AAlpha A + ( RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) × □ ÷ □ | A+(B−A)×□÷□ | □ に数を入れて打つ |
| = | ? | P の座標 |
答え
- てっぺん C が同じで、底辺が同じ直線の上 → 面積の比 = 底辺の比。AP : PB = 90 : 150
- 全体は 90 + 150 = 240。A の側(△ACP の方)は 90
- □ は 90 と 240
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 30 + 40 ENGi Shift RCLSTO A | 30+40i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 30 + 72 ENGi Shift RCLSTO B | 30+72i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| RCL AAlpha A + ( RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) × 90 ÷ 240 | A+(B−A)×90÷240 | 式を確かめる |
| = | 30+52i | P の座標 |
答え P(30.00, 52.00)(A と B の X が同じなので、P の X も同じ 30.00 になる)
もくじ ↑2 後退線パターン(セットバック)
これは何?
幅の狭い道路に面した土地では、道路の中心線から決まった距離だけ下がった線までを道路にする、という扱いがあります。多いのは中心線から 2 m(道路の幅を 4 m にする)ですが、幅を 6 m にする指定がある所では 3 m になります。試験では「道路中心線から 2.00 m 後退した線で分筆する」のように、問題文に距離が書いてあるので、その数字を使います。この下がった線が後退線です。
後退線と、土地の両側の筆界との交点(P・Q)を出すのが、このパターンです。
試験でどう出るか
- 問題文に道路の幅員(たとえば 1.86 m)と、「道路中心線から 2.00 m 後退」(3.00 m のこともある)が書いてある。
- 「道路の向こう側の筆界と平行」と書いてあれば、道路中心線も後退線も、こちら側の筆界 AB と平行。
- 求めるのは、後退線と両側の筆界の交点。隅切りと組み合わせて出ることも多い(隅切りの節で扱います)。
考え方 1 後退量(筆界からどれだけ下がるか)
道路中心線は、筆界 AB から道路の幅の半分のところにあります。後退線はそこから問題文の距離(2.00 m など)なので、筆界 AB から見ると、その距離から幅の半分を引いた分だけ、土地の内側に入ります。
たとえば幅員 1.86 m なら、2.00 − 0.93 = 1.07 m。幅員が広いほど、下がる量は小さくなります(2.00 m のとき、幅員 4 m ならちょうど 0)。中心線から 3.00 m で幅員 5.00 m なら、3.00 − 2.50 = 0.50 m です。
考え方 2 後退線の上の点を 1 つ作る
線を交点の公式で使うには、「線の上の点」と「傾き」が要ります。後退線は AB と平行なので、傾きは AB と同じです。あとは後退線の上の点が 1 つあればよいので、A から AB に直角に、後退量だけ土地の内側へ進んだ点 M を作ります(移動の公式)。
直角の向きは、AB の方向角に 90° を足すか引くかです。どちらにするかは、土地がどちら側にあるかで決めます。
M は作図のための点なので、丸めずにメモリ 7(M)にしまいます。
考え方 3 交点を 2 回
後退線(M を通り、傾きは AB と同じ)と、筆界 A–D の交点が P、筆界 B–E の交点が Q です。交点の公式を 2 回使います。2 回目は、メモリ Y(筆界の「傾き + i(アイ)」)を入れ替えるだけです。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 119.84 | 100.49 |
| B | 125.31 | 93.97 |
| D | 115.32 | 98.12 |
| E | 121.25 | 90.36 |
① 後退量(筆界からどれだけ下がるか)
- 道路中心線は、筆界から道路の幅の半分:5.40 ÷ 2 = 2.70 m のところ
- 後退線は、中心線から 3.00 m(問題文の数字)。筆界から見ると 3.00 − 2.70 = 0.30 m だけ土地の内側
② 後退線の上の点 M
- A から、AB に直角に、土地の内側へ 0.30 m 進んだ点 M は、後退線の上にある
- 向き:AB の方向角 Arg(B − A) に 90° を足すか引くか。A から B を見て、土地(D の側)が右なら +90°、左なら −90°。この問題は左なので −90°
- 移動の公式:M = A + 後退量∠(Arg(B − A) − 90)。作図のための点なので丸めない
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 119.84 + 100.49 ENGi Shift RCLSTO A | 119.84+100.49i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 125.31 + 93.97 ENGi Shift RCLSTO B | 125.31+93.97i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| 115.32 + 98.12 ENGi Shift RCLSTO D | 115.32+98.12i→D | D の座標を、メモリ D にしまう |
| 121.25 + 90.36 ENGi Shift RCLSTO E | 121.25+90.36i→E | E の座標を、メモリ E にしまう |
| RCL AAlpha A + 0.3 ∫Shift ∠ ( Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) − 90 ) Shift RCLSTO 7 | A+0.3∠(Arg(B−A)−90)→7 | M(119.6102409+100.2970991i)をメモリ 7(M)に |
③ P と Q(交点の公式を 2 回)
- 後退線は M を通り、AB と平行。平行な線は傾きが同じなので、傾きは AB の tan(Arg(B − A)) をそのまま使う
- P = 後退線と A–D の交点。交点の公式は「1 本目の線の上の点」と「2 本目の線の上の点」を使う。1 本目(後退線)の点は M、2 本目(A–D)の点は A。だから公式の A のところに M、C のところに A を入れる
- Q も同じ。A–D の代わりに B–E
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| tan Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) ) + ENGi Shift RCLSTO X | tan(Arg(B−A))+i→X | 後退線の「傾き + i」 |
| tan Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL AAlpha A ) ) + ENGi Shift RCLSTO Y | tan(Arg(D−A))+i→Y | A–D の「傾き + i」 |
| Apps 5Apps 3 ( RCL 7 RCL XAlpha X − RCL AAlpha A RCL YAlpha Y ) ÷ ( RCL XAlpha X − RCL YAlpha Y ) ) | Real((7X−AY)÷(X−Y)) | 交点の公式 1 行目。式を確かめる |
| = | 119.5680178 | P の X(紙にメモ) |
| Apps 5Apps 3 ( Ans − RCL 7 ) RCL XAlpha X ) | Real((Ans−7)X) | 2 行目。式を確かめる |
| = | 100.3473899 | P の Y |
| tan Apps 3Apps 1 RCL EAlpha E − RCL BAlpha B ) ) + ENGi Shift RCLSTO Y | tan(Arg(E−B))+i→Y | B–E の「傾き + i」に入れ替える |
| Apps 5Apps 3 ( RCL 7 RCL XAlpha X − RCL BAlpha B RCL YAlpha Y ) ÷ ( RCL XAlpha X − RCL YAlpha Y ) ) | Real((7X−BY)÷(X−Y)) | 式を確かめる |
| = | 125.0880388 | Q の X(紙にメモ) |
| Apps 5Apps 3 ( Ans − RCL 7 ) RCL XAlpha X ) | Real((Ans−7)X) | 式を確かめる |
| = | 93.77264045 | Q の Y |
答え P (119.57, 100.35) Q (125.09, 93.77)
検算 P が A と D のあいだにあるか(−90° を逆にすると、土地の外に出る)
合わないときに見る順番:① 後退量(中心線からの距離 − 幅員 ÷ 2)→ ② +90° と −90° の取り違え(P が土地の外に出ていないか)→ ③ 交点の公式の、メモリ X は後退線(AB の傾き)、A のところは M か
もくじ ↑3 隅切りパターン
これは何?
道路の角(交差点)に面した土地は、角を斜めに切り落として道路にすることがあります。これが隅切りです。切り口 PQ の長さを隅切長、角 O から P(Q)までの長さを剪除長(せんじょちょう)といいます。
試験でどう出るか
- 「隅切長 2.00 m」のように切り口の長さが書いてあり、「2 辺の剪除長は等しい」とある(OP = OQ)。
- 角 O が直角とは限らない。O の座標が無く、2 本の線(筆界や後退線)の交点として自分で出すこともある。
- 求めるのは P と Q。前の節の後退線と組み合わせて出ることが多い。
考え方 1 角 φ(2 つの方向角の差)
角 O の大きさは、O から一方の辺への方向角と、もう一方の辺への方向角の差です。
Arg は西側の向きをマイナスで返すので、差が 180° を超えることがあります。そのときは反対側(大きい方)の角を測っているので、360° から引いて小さい方にします。
考え方 2 剪除長(正弦定理)
三角形 O・P・Q で分かっているのは、切り口 PQ(隅切長)と、角 O(φ)です。2 辺の剪除長が等しいので二等辺三角形で、P と Q の角は同じ大きさです。三角形の角は足すと 180° なので、
あとは入門 1-5 の正弦定理に当てはめるだけです。思い出せるよう、もう一度置いておきます。
- 知りたい辺は OP(剪除長)。その向かいの角は Q の角 = (180° − φ) ÷ 2。
- 分かっている辺は PQ(隅切長)。その向かいの角は O の角 = φ。
角が直角(φ = 90°)なら、(180° − 90°) ÷ 2 = 45°、sin 90° = 1 なので、剪除長 = 隅切長 × sin 45°。隅切長 3.00 m なら 3 × 0.707… = 2.12132… m です。
考え方 3 P と Q
P は、O から辺の向きに剪除長だけ進んだ点です(移動の公式)。
O が問題文に無いときは、先に 2 本の線の交点として O を出します(交点の公式)。O は作図のための点なので丸めず、メモリ 9(O)にしまいます。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| O | 121.23 | 122.42 |
| A | 123.16 | 115.81 |
| C | 127.45 | 124.24 |
① 剪除長
- O の角を φ とする。O・P・Q は二等辺三角形(OP = OQ)なので、P と Q の角は同じ。三角形の角は足して 180° なので、どちらも (180° − φ) ÷ 2
- 正弦定理(入門 1-5):知りたい OP の向かいの角は Q の (180° − φ) ÷ 2、分かっている PQ の向かいの角は O の φ。だから 剪除長 OP = 隅切長 × sin((180° − φ) ÷ 2) ÷ sin φ
- この問題は φ = 90°:(180° − 90°) ÷ 2 = 45° なので、剪除長 = 2 × sin 45° ÷ sin 90° = 1.414213562
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 2 × sin 45 ) ÷ sin 90 ) Shift RCLSTO Y | 2×sin(45)÷sin(90)→Y | 剪除長 1.414213562 をメモリ Y に |
② P と Q(移動の公式)
- P は、O から A の向きに剪除長だけ進んだ点:P = O + 剪除長∠Arg(A − O)
- Q は C の向きに:Q = O + 剪除長∠Arg(C − O)
- O はメモリ 9(O)にしまう
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 121.23 + 122.42 ENGi Shift RCLSTO 9 | 121.23+122.42i→9 | O の座標を、メモリ 9 にしまう(O は 9 番) |
| 123.16 + 115.81 ENGi Shift RCLSTO A | 123.16+115.81i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 127.45 + 124.24 ENGi Shift RCLSTO C | 127.45+124.24i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| RCL 9 + RCL YAlpha Y ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL AAlpha A − RCL 9 ) | 9+Y∠Arg(A−9) | 式を確かめる |
| = | 121.6263741+121.06247i | P |
| RCL 9 + RCL YAlpha Y ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL CAlpha C − RCL 9 ) | 9+Y∠Arg(C−9) | 式を確かめる |
| = | 122.5873024+122.8171528i | Q |
答え P (121.63, 121.06) Q (122.59, 122.82)
検算 Abs(P − Q) が 2.00 に戻るか(2.005)
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 245.59 | 350.26 |
| B | 235.74 | 349.45 |
| C | 234.47 | 357.83 |
| D | 235.16 | 356.64 |
① 切る前の角 O(交点の公式)
- 隅切りは「角」を切る。まず切る前の角の点 O を出す
- O は、直線 AB と、「D を通り BC と平行な線」の交点。平行な線は傾きが同じなので、BC の傾きをそのまま使う
- O は作図のための点なので丸めない。何度も使うので、メモリ 9(O)にしまう
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 245.59 + 350.26 ENGi Shift RCLSTO A | 245.59+350.26i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 235.74 + 349.45 ENGi Shift RCLSTO B | 235.74+349.45i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| 234.47 + 357.83 ENGi Shift RCLSTO C | 234.47+357.83i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| 235.16 + 356.64 ENGi Shift RCLSTO D | 235.16+356.64i→D | D の座標を、メモリ D にしまう |
| tan Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) ) + ENGi Shift RCLSTO X | tan(Arg(B−A))+i→X | AB の「傾き + i」 |
| tan Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL CAlpha C ) ) + ENGi Shift RCLSTO Y | tan(Arg(B−C))+i→Y | BC と平行な線の「傾き + i」 |
| Apps 5Apps 3 ( RCL AAlpha A RCL XAlpha X − RCL DAlpha D RCL YAlpha Y ) ÷ ( RCL XAlpha X − RCL YAlpha Y ) ) | Real((AX−DY)÷(X−Y)) | 交点の公式 1 行目(C のところに D)。式を確かめる |
| = | 236.2433805 | O の X |
| Shift RCLSTO 9 | Ans→9 | O の X を、紙の代わりにメモリ 9(O)に |
| Apps 5Apps 3 ( RCL 9 − RCL AAlpha A ) RCL XAlpha X ) | Real((9−A)X) | 2 行目(Ans の代わりに M)。式を確かめる |
| = | 349.4913947 | O の Y |
| RCL 9 + Ans ENGi Shift RCLSTO 9 | 9+Ans i→9 | X と Y をくっつけて、O(236.2433805+349.4913947i)をメモリ 9 にしまい直す |
② O の角 φ
- O から A への方向角と、O から D への方向角の差が、O の角
- 引き算がマイナスでも Abs で正にする。180° を超えたら、360° から引く(小さい方の角)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| Abs Apps 3Apps 1 RCL AAlpha A − RCL 9 ) − Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL 9 ) ) | Abs(Arg(A−9)−Arg(D−9)) | 式を確かめる |
| = | 93.91661861 | 角 φ |
③ 剪除長
- O の角を φ とする。O・P・Q は二等辺三角形(OP = OQ)なので、P と Q の角は同じ。三角形の角は足して 180° なので、どちらも (180° − φ) ÷ 2
- 正弦定理(入門 1-5):知りたい OP の向かいの角は Q の (180° − φ) ÷ 2、分かっている PQ の向かいの角は O の φ。だから 剪除長 OP = 隅切長 × sin((180° − φ) ÷ 2) ÷ sin φ
- 剪除長 = 3.2 × sin((180° − 93.91661861) ÷ 2) ÷ sin 93.91661861 = 2.189209973
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 3.2 × sin ( 180 − Ans ) ÷ 2 ) ÷ sin Ans ) Shift RCLSTO Y | 3.2×sin((180−Ans)÷2)÷sin(Ans)→Y | 剪除長 2.189209973 をメモリ Y に(Ans は ② の φ) |
④ P と Q(移動の公式)
- P = O + 剪除長∠Arg(A − O)、Q = O + 剪除長∠Arg(D − O)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL 9 + RCL YAlpha Y ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL AAlpha A − RCL 9 ) | 9+Y∠Arg(A−9) | 式を確かめる |
| = | 238.4252257+349.6708155i | P |
| RCL 9 + RCL YAlpha Y ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL 9 ) | 9+Y∠Arg(D−9) | 式を確かめる |
| = | 235.9153486+351.655889i | Q |
答え P (238.43, 349.67) Q (235.92, 351.66)
検算 Abs(P − Q) が 3.20 に戻るか(3.203)
合わないときに見る順番:① Abs(P − Q) が隅切長に戻るか → ② 角 φ(180° を超えたまま使っていないか)→ ③ 正弦定理の sin の組み合わせ(剪除長の向かいは (180° − φ) ÷ 2、隅切長の向かいは φ)→ ④ O を丸めていないか
もくじ ↑4 垂線パターン
これは何?
点 C から直線 AB に、直角に線を下ろします。その線が AB とぶつかる点 P を垂線の足、CP の長さを垂線の長さといいます。C から AB までの「いちばん近い距離」が、垂線の長さです。
試験でどう出るか
- 「C から筆界 AB に下ろした垂線の足を P とする」と、そのまま書いてある。
- 「AB に直角な線で分筆する」「C から AB までの距離」のように、言い方を変えて出ることもある。どれも、AB に直角な線と AB の交点を出す問題。
- 求めるのは P の座標と、CP の長さ。
考え方 1 垂線の向き
交点の公式で使うには、2 本の線それぞれに「線の上の点」と「傾き」が要ります。1 本目は AB(点 A、傾きは AB の方向角から)。2 本目の垂線は、点は C、向きはAB の方向角に 90° を足した向きです。
90° を足しても引いても、線の向きが逆になるだけで、C を通る線としては同じです。だから後退線のときのような「+ か − か」は気にしなくてかまいません。
考え方 2 P と CP
あとは入門の交点の公式そのままです。2 本目の線の点のところ(公式の C)に、問題の C を入れます。出た P を丸めてから、CP = Abs(C − P)(距離の公式)。
AB が真北・真南や真東・真西を向いているときは、tan(90°) を計算することになり、電卓がエラーになります。そのときは、P の X か Y が C や A と同じになるので、ドリルの「X か Y が同じ点に気づく」のやり方で出します。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 151.70 | 148.08 |
| B | 135.21 | 134.98 |
| C | 144.75 | 136.06 |
① 垂線の向き
- 垂線 CP は AB に直角。方向角でいうと、AB の方向角に 90° を足した向き
- 傾きは tan(Arg(B − A) + 90)(90° を引いても同じ線)
② P(交点の公式)
- P は、直線 AB と、「C を通る垂線」の交点。交点の公式の C のところはそのまま C
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 151.7 + 148.08 ENGi Shift RCLSTO A | 151.7+148.08i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 135.21 + 134.98 ENGi Shift RCLSTO B | 135.21+134.98i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| 144.75 + 136.06 ENGi Shift RCLSTO C | 144.75+136.06i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| tan Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) ) + ENGi Shift RCLSTO X | tan(Arg(B−A))+i→X | AB の「傾き + i」 |
| tan ( Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) + 90 ) + ENGi Shift RCLSTO Y | tan(Arg(B−A)+90)+i→Y | 垂線の「傾き + i」 |
| Apps 5Apps 3 ( RCL AAlpha A RCL XAlpha X − RCL CAlpha C RCL YAlpha Y ) ÷ ( RCL XAlpha X − RCL YAlpha Y ) ) | Real((AX−CY)÷(X−Y)) | 式を確かめる |
| = | 141.5848058 | P の X(紙にメモ) |
| Apps 5Apps 3 ( Ans − RCL AAlpha A ) RCL XAlpha X ) | Real((Ans−A)X) | 式を確かめる |
| = | 140.0442787 | P の Y |
③ 垂線の長さ CP(距離の公式)
- P を丸めてメモリ 0(P)に入れ、CP = Abs(C − P)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 141.58 + 140.04 ENGi Shift RCLSTO 0 | 141.58+140.04i→0 | P の座標を、メモリ 0 にしまう(P は 0 番) |
| Abs RCL CAlpha C − RCL 0 ) | Abs(C−0) | 式を確かめる |
| = | 5.088152907 | CP |
答え P (141.58, 140.04) CP 5.09
検算 Arg(C − P) と Arg(B − A) の差が 90° か
合わないときに見る順番:① メモリ Y に「+ 90」を入れ忘れていないか(入れ忘れると、AB と平行な線になって交点が出ない)→ ② 交点の公式の C のところが C か → ③ P を丸めてから CP を出したか
もくじ ↑5 延長パターン
これは何?
2 本の線の交点 P を出したあと、その線をまっすぐ延ばした先の点 Q を出すパターンです。交点の公式と移動の公式を 1 回ずつ使います。
試験でどう出るか
- 「C から P の方向に延長し、P から 3.00 m の点を Q とする」のように、向きと長さが書いてある。
- P が問題文に無く、先に交点として出すことが多い。
考え方 向きは「行き先 − 出発点」
C から P へ向かう向きは Arg(P − C) です。Q はその向きのまま P から進むので、移動の公式で次のようになります。
Arg(C − P) と逆に書くと、P から C の側へ戻ってしまいます(入門 第2章の「向きは行き先 − 出発点」と同じ)。P は丸めた値を使います(答えとして書く点なので)。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 191.03 | 114.22 |
| B | 182.55 | 118.07 |
| C | 168.43 | 121.39 |
| D | 171.37 | 109.36 |
① P(交点の公式)
- いつもの交点の公式。出た P は小数第 3 位で四捨五入して、メモリ 0(P)に入れる
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 191.03 + 114.22 ENGi Shift RCLSTO A | 191.03+114.22i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 182.55 + 118.07 ENGi Shift RCLSTO B | 182.55+118.07i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| 168.43 + 121.39 ENGi Shift RCLSTO C | 168.43+121.39i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| 171.37 + 109.36 ENGi Shift RCLSTO D | 171.37+109.36i→D | D の座標を、メモリ D にしまう |
| tan Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) ) + ENGi Shift RCLSTO X | tan(Arg(B−A))+i→X | 直線 AB の「傾き + i」 |
| tan Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL CAlpha C ) ) + ENGi Shift RCLSTO Y | tan(Arg(D−C))+i→Y | 直線 CD の「傾き + i」 |
| Apps 5Apps 3 ( RCL AAlpha A RCL XAlpha X − RCL CAlpha C RCL YAlpha Y ) ÷ ( RCL XAlpha X − RCL YAlpha Y ) ) | Real((AX−CY)÷(X−Y)) | 式を確かめる |
| = | 167.5804233 | P の X(紙にメモ) |
| Apps 5Apps 3 ( Ans − RCL AAlpha A ) RCL XAlpha X ) | Real((Ans−A)X) | 式を確かめる |
| = | 124.866329 | P の Y |
| 167.58 + 124.87 ENGi Shift RCLSTO 0 | 167.58+124.87i→0 | P の座標を、メモリ 0 にしまう(P は 0 番) |
② Q(移動の公式)
- C から P を見た向き Arg(P − C) のまま、P から 3.20 m 進む:Q = P + 3.20∠Arg(P − C)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL 0 + 3.2 ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL 0 − RCL CAlpha C ) | 0+3.2∠Arg(0−C) | 式を確かめる |
| = | 166.8207121+127.9786141i | Q |
答え P (167.58, 124.87) Q (166.82, 127.98)
検算 Abs(Q − C) が Abs(P − C) + 3.20 になるか
合わないときに見る順番:① Arg の引き算の順番(Q が C の側に出ていないか)→ ② P を丸めてメモリ 0(P)に入れ直したか
もくじ ↑6 復元パターン(地積測量図の距離)
これは何?
境界標(筆界の点に埋めた杭や石)が無くなっている点を、前に作られた地積測量図に書いてある辺の長さを使って、元の位置に戻すパターンです。
試験でどう出るか
- 「隣の土地の地積測量図によれば、A–P = 6.234 m」のように、どの点から測った長さかが書いてある。
- P がどの線の上にあるか(「P は AB 上」)も書いてある。
- 出した点で、新しい筆界の辺長を求めさせることが多い。
考え方 起点と向きを読む
読み取ることは 2 つだけです。
- 起点:「A–P」なら A。長さはそこから測る。
- 向き:P が AB 上なら、A から B の向き = Arg(B − A)。
あとは入門の移動の公式です。
起点が反対側の B なら、向きも反対(B から A)になります。
点が 2 つあるときは、点ごとに起点を読み直します。「A–P」と「C–Q」なら、Q は C から測ります。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 67.74 | 92.69 |
| B | 90.67 | 94.58 |
| C | 70.24 | 109.79 |
| D | 88.50 | 107.95 |
① P(移動の公式)
- 「A–P」とあるので起点は A。P は AB 上なので、向きは A から B
- P = A + 8.030∠Arg(B − A)。丸めてメモリ 0(P)に
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 67.74 + 92.69 ENGi Shift RCLSTO A | 67.74+92.69i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 90.67 + 94.58 ENGi Shift RCLSTO B | 90.67+94.58i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| RCL AAlpha A + 8.03 ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) | A+8.03∠Arg(B−A) | 式を確かめる |
| = | 75.74286093+93.34963398i | P |
| 75.74 + 93.35 ENGi Shift RCLSTO 0 | 75.74+93.35i→0 | P の座標を、メモリ 0 にしまう(P は 0 番) |
② Q(移動の公式)
- 「C–Q」なので起点は C(A から測らない)。向きは C から D
- Q = C + 8.034∠Arg(D − C)。丸めてメモリ 9(Q)に
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 70.24 + 109.79 ENGi Shift RCLSTO C | 70.24+109.79i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| 88.5 + 107.95 ENGi Shift RCLSTO D | 88.5+107.95i→D | D の座標を、メモリ D にしまう |
| RCL CAlpha C + 8.034 ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL CAlpha C ) | C+8.034∠Arg(D−C) | 式を確かめる |
| = | 78.23351969+108.9845194i | Q |
| 78.23 + 108.98 ENGi Shift RCLSTO 9 | 78.23+108.98i→9 | Q の座標を、メモリ 9 にしまう(Q は 9 番) |
③ PQ の辺長(距離の公式)
- 丸めた P・Q で、PQ = Abs(Q − P)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| Abs RCL 9 − RCL 0 ) | Abs(9−0) | PQ の長さ。式を確かめる |
| = | 15.82709702 |
答え P (75.74, 93.35) Q (78.23, 108.98) PQ 15.83
検算 地積測量図に PQ の辺長が書いてあれば、それと突き合わせる
合わないときに見る順番:① 起点(どの点から測った長さか)→ ② Arg の引き算の順(起点が後ろ)→ ③ P・Q を丸めてから辺長を出したか
もくじ ↑7 面積の近道パターン(台形・三角形)
流れ:X(か Y)が同じ組を探す → 長さと高さを引き算で読む → 台形・三角形の面積
これは何?
面積は、入門の Conjg の公式でどんな形でも出せます。ただ、辺が真東西や真南北を向いているときは、小学校の台形・三角形の公式の方が速く、打ち間違いも少なくなります。
試験でどう出るか
- 座標の表に、X が同じ点の組(または Y が同じ組)がある。区画整理された土地や、真北に合わせた土地に多い。
- 問題文には「台形」とは書いていない。自分で気づくパターン。
- 本番では Conjg の公式で出して、こちらで検算する、という使い方もできる。
考え方 1 X が同じ → 真東西の線
X は北への座標です。2 つの点の X が同じなら、2 点は同じ高さ(北への位置)に並んでいるので、その辺は真東西を向いています。真東西の辺が 2 本あれば、平行なので台形です。
考え方 2 長さと高さは引き算
- 真東西の辺の長さは、Y の差(東への座標の差)。
- 真東西の 2 本の線の間の距離(高さ)は、X の差。
Y が同じ組なら、東と北が入れ替わるだけです(真南北の辺。長さは X の差、高さは Y の差)。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 104.78 | 100.17 |
| B | 104.78 | 115.76 |
| C | 116.41 | 124.16 |
| D | 116.41 | 104.01 |
① 形を見抜く
- A と B の X が同じ、D と C の X も同じ → AB と DC はどちらも真東西の線で、平行。だから台形
② 長さと高さ
- 下底 AB = B の Y − A の Y = 15.59
- 上底 DC = C の Y − D の Y = 20.15
- 高さ = D の X − A の X = 11.63(真東西の 2 本の線の間は、X の差)
③ 面積
- 面積 = (下底 + 上底) ÷ 2 × 高さ
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| ( 15.59 + 20.15 ) ÷ 2 × 11.63 | (15.59+20.15)÷2×11.63 | 式を確かめる |
| = | 207.8281 | 面積 |
答え 面積 207.8281 ㎡
検算 Conjg の一般形でも同じ値になるか(検算に使える)
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 109.56 | 103.79 |
| B | 109.56 | 108.07 |
| C | 111.73 | 107.37 |
① 底辺と高さ
- A と B の X が同じ → AB は真東西の線。これを底辺にする
- 底辺 = B の Y − A の Y = 4.28
- 高さ = C の X − A の X = 2.17(C から真東西の線 AB までの距離は、X の差)
② 面積
- 面積 = 底辺 × 高さ ÷ 2
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 4.28 × 2.17 ÷ 2 | 4.28×2.17÷2 | 式を確かめる |
| = | 4.6438 | 面積 |
答え 面積 4.6438 ㎡
検算 Conjg で同じ値か
合わないときに見る順番:① 長さに使ったのが Y の差、高さが X の差か(逆にしていないか)→ ② 台形の ÷ 2 を忘れていないか
もくじ ↑8 一点分割パターン(一点からの線で分ける)
これは何?
土地を、ある頂点から、向かい側の辺の上の点 P へ引いた 1 本の線で分けて、決まった面積にするパターンです。P の位置を決めるのが問題です。
試験でどう出るか
- 「A から CD 上の点 P への直線で、面積を二等分する」「△ABP を 120.00 ㎡ にする」のように書いてある。
- 土地が三角形のこともあれば、四角形・五角形のこともある(令和 7 年は五角形)。
考え方 1 三角形なら、面積の比 = 底辺の比
三角形 ABC を A から P への線で分けると、△ABP と △APC は、てっぺん A が同じで、底辺が同じ線 BC の上にあります。高さが同じなので、面積の比はそのまま底辺の比です(1 節の内分パターンと同じ考え方)。
考え方 2 多角形なら、動く三角形だけ取り出す
五角形を線 AP で切ると、2 つの区画に分かれます。分けた区画にはア・イのように名前を付けて呼びます。ここでは B・C を含む方(四角形 A・B・C・P)をア、D・E を含む方をイとして、アを欲しい面積にします。
アに線 AC を引くと、2 つの三角形に分かれます。△ABC は P がどこにあっても変わらない(動かない三角形)ので、先に面積を出して引いておきます。残りを、P が乗っている辺 CD の三角形 △ACP(動く三角形)で作ります。
- 動く三角形に要る面積 = 欲しい面積 − 動かない三角形
- あとは考え方 1 と同じ。P = C + (D − C) × 要る面積 ÷ △ACD
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 110.14 | 90.73 |
| B | 94.69 | 107.79 |
| C | 92.61 | 89.70 |
① △ABC の面積(Conjg の公式)
- △ABC = 157.48765。メモリ Y にしまう
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 110.14 + 90.73 ENGi Shift RCLSTO A | 110.14+90.73i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 94.69 + 107.79 ENGi Shift RCLSTO B | 94.69+107.79i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| 92.61 + 89.7 ENGi Shift RCLSTO C | 92.61+89.7i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| Apps 6Apps 4 ( Apps 4Apps 2 RCL AAlpha A ) RCL BAlpha B + Apps 4Apps 2 RCL BAlpha B ) RCL CAlpha C + Apps 4Apps 2 RCL CAlpha C ) RCL AAlpha A ) ÷ 2 ) Shift RCLSTO Y | Imag((Conjg(A)B+Conjg(B)C+Conjg(C)A)÷2)→Y | △ABC = 157.48765(Imag は Apps 6Apps 4) |
② P(内分パターン)
- △ABP と △ABC はてっぺん A が同じで、底辺が同じ直線 BC の上 → 高さが同じ。だから面積の比 = 底辺の比 BP : BC
- BP : BC = 66.66 : 157.48765。P = B + (C − B) × 66.66 ÷ 157.48765(÷ のうしろは △ABC。電卓ではメモリ Y)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL BAlpha B + ( RCL CAlpha C − RCL BAlpha B ) × 66.66 ÷ RCL YAlpha Y | B+(C−B)×66.66÷Y | 式を確かめる |
| = | 93.80959573+100.1330225i | P |
答え P (93.81, 100.13)
検算 丸めた P で △ABP を出して 66.66 付近か(66.680)
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 210.83 | 193.29 |
| B | 203.12 | 207.82 |
| C | 191.85 | 208.36 |
| D | 191.28 | 196.12 |
| E | 200.98 | 189.01 |
① 線 AP で切ると、どう分かれるか
- 五角形を線 AP で切ると、ア(四角形 A・B・C・P)とイ(四角形 A・P・D・E)の 2 つに分かれる
- 二等分なので、アをちょうど半分の 128.011075 ㎡にする P を探す(256.02215 ÷ 2)
② アを、線 AC で 2 つの三角形に分ける
- ア(四角形 A・B・C・P)に線 AC を引くと、△ABC と △ACP に分かれる
- △ABC は、P がどこにあっても形が変わらない。だから先に面積が出せる
- △ACP は、P を CD の上で動かすと大きさが変わる。これで面積を合わせる
- △ABC を Conjg の公式で出す:79.79485
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 210.83 + 193.29 ENGi Shift RCLSTO A | 210.83+193.29i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 203.12 + 207.82 ENGi Shift RCLSTO B | 203.12+207.82i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| 191.85 + 208.36 ENGi Shift RCLSTO C | 191.85+208.36i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| 191.28 + 196.12 ENGi Shift RCLSTO D | 191.28+196.12i→D | D の座標を、メモリ D にしまう |
| 200.98 + 189.01 ENGi Shift RCLSTO E | 200.98+189.01i→E | E の座標を、メモリ E にしまう |
| Apps 6Apps 4 ( Apps 4Apps 2 RCL AAlpha A ) RCL BAlpha B + Apps 4Apps 2 RCL BAlpha B ) RCL CAlpha C + Apps 4Apps 2 RCL CAlpha C ) RCL AAlpha A ) ÷ 2 ) Shift RCLSTO X | Imag((Conjg(A)B+Conjg(B)C+Conjg(C)A)÷2)→X | △ABC = 79.79485 をメモリ X に(Imag は虚部を取るキー Apps 6Apps 4) |
③ △ACP に要る面積
- アは 128.011075 ㎡ にしたい。そのうち △ABC で 79.79485 あるので、△ACP = 128.011075 − 79.79485 = 48.216225
- P を D まで動かしたときの △ACD も出しておく:120.45255
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| Apps 6Apps 4 ( Apps 4Apps 2 RCL AAlpha A ) RCL CAlpha C + Apps 4Apps 2 RCL CAlpha C ) RCL DAlpha D + Apps 4Apps 2 RCL DAlpha D ) RCL AAlpha A ) ÷ 2 ) Shift RCLSTO Y | Imag((Conjg(A)C+Conjg(C)D+Conjg(D)A)÷2)→Y | △ACD = 120.45255 をメモリ Y に |
④ P(内分パターン)
- △ACP と △ACD は、てっぺん A が同じで、底辺が同じ線 CD の上 → 面積の比 = 底辺の比(応用編の内分パターン)
- CP : CD = 48.216225 : 120.45255。P = C + (D − C) × 48.216225 ÷ 120.45255(× のうしろは △ACP、÷ のうしろは △ACD)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL CAlpha C + ( RCL DAlpha D − RCL CAlpha C ) × ( 128.011075 − RCL XAlpha X ) ÷ RCL YAlpha Y | C+(D−C)×(128.011075−X)÷Y | 式を確かめる |
| = | 191.6218334+203.4604226i | P |
答え P (191.62, 203.46)
検算 丸めた P でア(A・B・C・P)を出して半分 128.011075 付近か(128.029)
合わないときに見る順番:① 要る面積(欲しい面積 − 動かない三角形)→ ② 内分の出発点と面積が合っているか(B から測るなら、× のうしろは B を含む三角形 △ABP の面積)→ ③ 丸めた P で面積を出し直して、欲しい面積の近くか
もくじ ↑9 軸平行パターン(X か Y が同じ)
流れ:X(か Y)が同じ組に気づく → 分かっている座標はそのまま使う → 残りだけ計算
これは何?
座標の表に X が同じ点の組(または Y が同じ組)があると、その 2 点を結ぶ線は真東西(または真南北)を向いています。その線の上の点は、X(または Y)がもう分かっているので、計算が半分で済みます。
試験でどう出るか
- 問題文には書いていない。座標の表を見て自分で気づくパターン。
- 気づかずに交点の公式を使うと、真東西の線では tan(90°) で電卓がエラーになる。エラーが出たら、まずこれを疑う。
考え方
- X が同じ(真東西の線):交点の X はその値。入門 4-6 のとおり、交点の公式の 2 行目
Real((X の値 − C) × メモリ X)だけで Y が出る(メモリ X にはもう 1 本の線の「傾き + i」)。 - Y が同じ(真南北の線):傾きは 0 なので、交点の公式がそのまま使える。2 行目の答えが分かっている Y に戻るので、確かめになる。
- 真東西の線への垂線:垂線は真南北なので、足の X は線と同じ、Y は元の点と同じ。計算は要らない。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 118.24 | 89.48 |
| B | 118.24 | 100.85 |
| C | 113.73 | 101.37 |
| D | 126.66 | 103.07 |
① 解き方
- A と B の X が同じ(118.24)→ AB は真東西の線(方向角 90°)。傾きが無限大なので、交点の公式の 1 行目は使えない
- でも P は AB の上なので、P の X = 118.24(もう分かっている)。1 行目は「交点の X を出す式」なので、要らない
- 交点の公式 2 行目は「交点の X から、その線の上の Y を出す式」。直線 CD で使う:Real((P の X 座標 − C) × メモリ X)(リアル)(メモリ X には CD の「傾き + i」)
- いつもの 2 行目の Ans(アンサー) のところに、分かっている P の X 座標 118.24 を打つ
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 113.73 + 101.37 ENGi Shift RCLSTO C | 113.73+101.37i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| 126.66 + 103.07 ENGi Shift RCLSTO D | 126.66+103.07i→D | D の座標を、メモリ D にしまう |
| tan Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL CAlpha C ) ) + ENGi Shift RCLSTO X | tan(Arg(D−C))+i→X | 直線 CD の「傾き + i」 |
| Apps 5Apps 3 ( 118.24 − RCL CAlpha C ) RCL XAlpha X ) | Real((118.24−C)X) | 交点の公式 2 行目(A を C に、Ans を P の X に)。式を確かめる |
| = | 101.9629621 | P の Y |
答え P (118.24, 101.96)
検算 P の X が 118.24 のままか
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| B | 289.12 | 284.74 |
| C | 289.12 | 300.57 |
| A | 298.14 | 296.19 |
① 解き方
- B と C の X が同じ → BC は真東西の線
- 真東西の線に下ろす垂線は、真南北の線。だから P は A の真南(か真北)
- P の X は BC と同じ 289.12、P の Y は A と同じ 296.19。計算は要らない
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| (計算なし) | ||
答え P (289.12, 296.19)
検算 P が B と C のあいだにあるか(Y が B と C の Y のあいだか)
合わないときに見る順番:① 同じなのは X か Y か(取り違えていないか)→ ② 2 行目の「傾き + i」は、真東西でない方の線か
もくじ ↑10 平行分割パターン(平行線で分ける)
これは何?
土地を、ある辺(AB)に平行な線 PQ で 2 つの区画(AB を含む方をア、残りをイ)に分けて、アを決まった面積にするパターンです。切り口 PQ がどこを通るか(AB からの高さ h)を決めます。
試験でどう出るか
- 「AB に平行な直線で分筆し、(ア) を 150.00 ㎡ とする」のように書いてある。
- 両側の辺が AB に直角なら長方形、そうでなければ台形になる。
考え方 1 両側が直角なら、長方形
アは長方形です。面積 = AB × h なので、h = 面積 ÷ AB。P は A から C の向きに h、Q は B から D の向きに h 進んだ点です(移動の公式)。
考え方 2 両側が斜めなら、台形(二次方程式)
高さ h で切ると、両端が少しずつ内側にずれるので、切り口 PQ は AB より短くなります(角が 90° より大きければ長くなる)。台形の面積を h の式で書くと二次方程式になるので、解の公式で h を出します。式の作り方は例題 2 で、図を見ながら 1 段ずつ追います。
h は AB に直角に測った長さなので、P を出すときは、斜めの辺 AC に沿った長さ(h ÷ sin α(アルファ))に直してから進みます。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 104.56 | 104.48 |
| B | 114.33 | 108.11 |
| C | 98.06 | 121.99 |
| D | 107.83 | 125.62 |
① 解き方
- AC と BD が AB に直角なので、アは長方形
- 長方形の面積 = AB × 高さ → 高さ = 97.52 ÷ AB = 97.52 ÷ 10.42256207 = 9.356624541
- P = A + 高さ∠Arg(C − A)、Q = B + 高さ∠Arg(D − B)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 104.56 + 104.48 ENGi Shift RCLSTO A | 104.56+104.48i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 114.33 + 108.11 ENGi Shift RCLSTO B | 114.33+108.11i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| 98.06 + 121.99 ENGi Shift RCLSTO C | 98.06+121.99i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| 107.83 + 125.62 ENGi Shift RCLSTO D | 107.83+125.62i→D | D の座標を、メモリ D にしまう |
| 97.52 ÷ Abs RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) Shift RCLSTO Y | 97.52÷Abs(B−A)→Y | 高さ 9.356624541 |
| RCL AAlpha A + RCL YAlpha Y ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL CAlpha C − RCL AAlpha A ) | A+Y∠Arg(C−A) | 式を確かめる |
| = | 101.3037845+113.2517435i | P |
| RCL BAlpha B + RCL YAlpha Y ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL BAlpha B ) | B+Y∠Arg(D−B) | 式を確かめる |
| = | 111.0737845+116.8817435i | Q |
答え P (101.30, 113.25) Q (111.07, 116.88)
検算 A・B・Q・P の面積を Conjg で出して 97.52 付近か(97.517)
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 101.07 | 100.81 |
| B | 107.69 | 111.00 |
| C | 119.10 | 94.75 |
| D | 121.50 | 100.17 |
① A の角 α と B の角 β(ベータ)
- α は AB と AC のあいだの角、β は BA と BD のあいだの角(方向角の引き算)
- 使い回すので、α をメモリ X、β をメモリ Y にしまう
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 101.07 + 100.81 ENGi Shift RCLSTO A | 101.07+100.81i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 107.69 + 111 ENGi Shift RCLSTO B | 107.69+111i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| 119.1 + 94.75 ENGi Shift RCLSTO C | 119.1+94.75i→C | C の座標を、メモリ C にしまう |
| 121.5 + 100.17 ENGi Shift RCLSTO D | 121.5+100.17i→D | D の座標を、メモリ D にしまう |
| Abs Apps 3Apps 1 RCL CAlpha C − RCL AAlpha A ) − Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) ) | Abs(Arg(C−A)−Arg(B−A)) | 式を確かめる |
| = | 75.56779991 | α |
| Shift RCLSTO X | Ans→X | α をメモリ X に |
| Abs Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL BAlpha B ) − Apps 3Apps 1 RCL AAlpha A − RCL BAlpha B ) ) | Abs(Arg(D−B)−Arg(A−B)) | 式を確かめる |
| = | 84.90597985 | β |
| Shift RCLSTO Y | Ans→Y | β をメモリ Y に |
② 切り口 PQ の長さ
- AB から高さ h(AB に直角に測った距離)のところで、AB と平行に切る。切り口 PQ は、両端が少しずつ内側へ寄るので、AB より短くなる(下の 1 枚目の図)
- A の側でどれだけ寄るか:P から AB に垂線を下ろすと、A のところに直角三角形ができる(下の 2 枚目の拡大図)。角 α から見ると、向かいの辺が高さ h、となりの辺が寄る長さ
- 入門 1-4 のとおり tan α = 向かいの辺 ÷ となりの辺 = h ÷ 寄る長さ。だから 寄る長さ = h ÷ tan α(たとえば α = 60° なら tan 60° = 1.73…。高さ 3 m なら 3 ÷ 1.73… = 1.73 m 寄る)
- 高さ h = 1 m なら、寄る長さは 1 ÷ tan α。つまり 1 ÷ tan α は「1 m 上がるごとに、A の側が寄る長さ」。B の側も同じで、1 m ごとに 1 ÷ tan β 寄る
- 両側を足した k = 1 ÷ tan α + 1 ÷ tan β が「1 m 上がるごとに、切り口が縮む長さ」。この問題では k = 0.3464979176
- 高さ h なら h 倍縮むので、PQ = AB − k × h(角が 90° より大きいと tan がマイナスになり、その側は外へ広がる。k がマイナスなら切り口は長くなる)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 1 ÷ tan RCL XAlpha X ) + 1 ÷ tan RCL YAlpha Y ) Shift RCLSTO E | 1÷tan(X)+1÷tan(Y)→E | k = 0.3464979176 を、空いているメモリ E に(この問題に点 E は無い) |
③ 面積の式を、解の公式で解く
- アは台形。台形の面積 = (上底 + 下底) ÷ 2 × 高さ。上底 AB、下底 PQ = AB − k h、高さ h を入れると
- (AB + AB − k h) ÷ 2 × h = 94.27 → 整理すると (k ÷ 2) h² − AB × h + 94.27 = 0(h の二次方程式)
- 解の公式(a h² + b h + c = 0 なら h = (−b ± √(b² − 4ac)(ルート)) ÷ 2a)に、a = k ÷ 2、b = −AB、c = アの面積 S を入れる
- 答えは 2 つ出るが、土地の中に収まるのは − の方:h = (AB − √(AB² − 2 k S)) ÷ k
- h = 8.882816473
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| ( Abs RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) − √ Abs RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) x² − 2 × RCL EAlpha E × 94.27 ) ) ÷ RCL EAlpha E Shift RCLSTO F | (Abs(B−A)−√(Abs(B−A)²−2×E×94.27))÷E→F | h = 8.882816473 を、空いているメモリ F に(この問題に点 F は無い)。式を確かめる |
④ P と Q(移動の公式)
- h は AB に直角に測った長さ。P は AC の上なので、AC に沿った長さに直す:sin α = h ÷ AP だから AP = h ÷ sin α。BQ = h ÷ sin β
- P = A + AP∠Arg(C − A)、Q = B + BQ∠Arg(D − B)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL AAlpha A + RCL FAlpha F ÷ sin RCL XAlpha X ) ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL CAlpha C − RCL AAlpha A ) | A+F÷sin(X)∠Arg(C−A) | 式を確かめる |
| = | 109.7643128+97.88778506i | P |
| RCL BAlpha B + RCL FAlpha F ÷ sin RCL YAlpha Y ) ∫Shift ∠ Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL BAlpha B ) | B+F÷sin(Y)∠Arg(D−B) | 式を確かめる |
| = | 114.7075287+105.4967534i | Q |
答え P (109.76, 97.89) Q (114.71, 105.50)
検算 A・B・Q・P の面積を Conjg で出して 94.27 付近か(94.264)。PQ と AB が平行(Arg が同じ)か
合わないときに見る順番:① 長方形か台形か(両側が直角か)→ ② 解の公式の ± は − の方か → ③ h を辺に沿った長さ(÷ sin)に直したか → ④ 丸めた P・Q で面積を出し直して、欲しい面積の近くか
もくじ ↑11 三角形パターン
これは何?
2 点 A・B が分かっていて、三角形の辺の長さや角から、もう 1 つの頂点 P を出すパターンです。
試験でどう出るか
- 「AP = BP = 8.00 m」(二等辺)や、「∠PAB = 52°、∠PBA = 61°」(2 つの角)のように書いてある。
- P が AB のどちら側か(右か左か、東か西か)も書いてある。
考え方 1 二等辺なら、まん中に垂線(三平方)
AP = BP なら、P から AB に下ろした垂線は、AB のまん中 M に落ちます。直角三角形 A・M・P で三平方を使うと、MP = √(AP² − (AB ÷ 2)²)。P は M から、AB に直角な向きに MP 進んだ点です。
考え方 2 2 つの角が分かっているなら、正弦定理
三角形の角は足すと 180° なので、残りの角 ∠P も出ます。あとは入門 1-5 の正弦定理です。
AP の向かいの角は ∠B、AB の向かいの角は ∠P なので、AP = AB × sin∠B ÷ sin∠P。P の向きは、A から B への方向角に ∠A を足すか引くか(P が右側なら足す、左側なら引く)です。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 230.86 | 229.12 |
| B | 221.63 | 229.12 |
① 解き方
- A と B の Y が同じ(229.12)→ AB は真南北。底辺 AB = X の差 9.23
- 二等辺三角形:頂点 P から底辺へ垂線を下ろすと、底辺のまん中 M に落ちる。BM = 4.615
- 三平方:MP = √(6.87² − 4.615²) = 5.089074081
- P = B から北へ 4.615、そこから東へ MP
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| √ 6.87 x² − 4.615 x² ) | √(6.87²−4.615²) | 式を確かめる |
| = | 5.089074081 | MP |
| 221.63 + 229.12 ENGi + 4.615 + Ans ENGi | 221.63+229.12i+4.615+Ans i | B から北へ半分、東へ MP。式を確かめる |
| = | 226.245+234.2090741i | P |
答え P (226.25, 234.21)
検算 Abs(P − A) と Abs(P − B) がどちらも 6.87 か
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A | 104.56 | 104.48 |
| B | 117.96 | 112.39 |
① AP の長さ(正弦定理)
- 三角形の角を全部足すと 180°。残りの角 ∠P = 180° − ∠A − ∠B = 79°57′00″
- 正弦定理(入門 1-5):知りたい辺 = 分かっている辺 × sin(知りたい辺の向かいの角) ÷ sin(分かっている辺の向かいの角)
- 知りたい AP の向かいの角は ∠B、分かっている AB の向かいの角は ∠P。だから AP = AB × sin∠B ÷ sin∠P
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 104.56 + 104.48 ENGi Shift RCLSTO A | 104.56+104.48i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 117.96 + 112.39 ENGi Shift RCLSTO B | 117.96+112.39i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| Abs RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) × sin 54 °′″ 16 °′″ 0 °′″ ) ÷ sin 180 − 45 °′″ 47 °′″ 0 °′″ − 54 °′″ 16 °′″ 0 °′″ ) | Abs(B−A)×sin(54°16′0″)÷sin(180−45°47′0″−54°16′0″) | AB × sin∠B ÷ sin∠P。式を確かめる |
| = | 12.82794734 | AP |
② A から P への方向角と、P
- A から B への方向角 Arg(B − A) から、右回りに ∠A だけ回ると P の向き(P が右側なので足す。左側なら引く)
- P = A + AP∠(Arg(B − A) + ∠A)(移動の公式)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL AAlpha A + Ans ∫Shift ∠ ( Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) + 45 °′″ 47 °′″ 0 °′″ ) | A+Ans∠(Arg(B−A)+45°47′0″) | Ans は ① の AP。式を確かめる |
| = | 107.5901803+116.9449204i | P |
答え P (107.59, 116.94)
検算 Abs(P − B) を出して、正弦定理の BP = AB × sin∠A ÷ sin∠P と同じか
合わないときに見る順番:① 正弦定理の sin の組み合わせ(辺とその向かいの角)→ ② ∠A を足すか引くか(P が右か左か)→ ③ Abs(P − B) も問題文の条件に合うか
もくじ ↑12 座標変換パターン
これは何?
現地で、その場かぎりの座標(任意の座標)で測った点を、公共座標(登記で使う座標)に直すパターンです。両方の座標が分かっている点(A′ と A、B′ と B)を手がかりにします。
試験でどう出るか
- 任意の座標の表(A′・B′・P′)と、公共座標の表(A・B)が別々に出る。
- A′B′ と AB の長さは同じ(測り方がちがうだけ)。向きは同じこともちがうこともある。
考え方 1 向きも同じなら、平行移動
Arg(B′ − A′) と Arg(B − A) が同じなら、全体をずらすだけです。ずらす量は A − A′(任意の座標から公共座標への矢印)。P = P′ + (A − A′)。
考え方 2 向きがちがうなら、角のずれを移す
任意の座標で、A′ から見た P′ を、距離とA′B′ からの角のずれで読み取ります。公共座標では、A から B の向きに同じずれを足した向きへ、同じ距離だけ進みます(移動の公式)。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A′ | 19.34 | 19.22 |
| B′ | 27.98 | 19.22 |
| P′ | 25.67 | 23.25 |
| A | 326.18 | 327.08 |
| B | 334.82 | 327.08 |
① 解き方
- 向きと長さが同じ(Arg も Abs も一致)なら、回したり伸ばしたりは要らない。平行移動だけ
- 移動量 = A − A′(任意の座標から公共座標へ、どれだけずらすか)
- P = P′ + 移動量
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 19.34 + 19.22 ENGi Shift RCLSTO C | 19.34+19.22i→C | A′ の座標を、メモリ C にしまう |
| 25.67 + 23.25 ENGi Shift RCLSTO D | 25.67+23.25i→D | P′ の座標を、メモリ D にしまう |
| 326.18 + 327.08 ENGi Shift RCLSTO A | 326.18+327.08i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| RCL DAlpha D + ( RCL AAlpha A − RCL CAlpha C ) | D+(A−C) | P′ + (A − A′)。式を確かめる |
| = | 332.51+331.11i | P |
答え P (332.51, 331.11)
検算 B′ + 移動量 が B に一致するか
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| A′ | 14.34 | 16.13 |
| B′ | 28.16 | 10.90 |
| P′ | 24.13 | 18.58 |
| A | 490.58 | 499.31 |
| B | 504.87 | 503.07 |
① 任意の座標で、A′ から見た P′
- 距離 = Abs(P′ − A′)
- 角のずれ = Arg(P′ − A′) − Arg(B′ − A′)。「A′B′ の向きから、何度回すと P′ の向きになるか」
- メモリは A′ を C、B′ を D、P′ を E に(A・B は公共座標で使う)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 14.34 + 16.13 ENGi Shift RCLSTO C | 14.34+16.13i→C | A′ の座標を、メモリ C にしまう |
| 28.16 + 10.9 ENGi Shift RCLSTO D | 28.16+10.9i→D | B′ の座標を、メモリ D にしまう |
| 24.13 + 18.58 ENGi Shift RCLSTO E | 24.13+18.58i→E | P′ の座標を、メモリ E にしまう |
| Abs RCL EAlpha E − RCL CAlpha C ) Shift RCLSTO Y | Abs(E−C)→Y | 距離 10.09190765 をメモリ Y に |
| Apps 3Apps 1 RCL EAlpha E − RCL CAlpha C ) − Apps 3Apps 1 RCL DAlpha D − RCL CAlpha C ) Shift RCLSTO X | Arg(E−C)−Arg(D−C)→X | 角のずれ 34.7785125 をメモリ X に |
② 公共座標に移す
- 長さが同じで向きだけがちがうなら、A から見た P も、AB の向きから同じだけずれ、同じ距離のところにある
- P = A + 距離∠(Arg(B − A) + ずれ)(移動の公式)
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 490.58 + 499.31 ENGi Shift RCLSTO A | 490.58+499.31i→A | A の座標を、メモリ A にしまう |
| 504.87 + 503.07 ENGi Shift RCLSTO B | 504.87+503.07i→B | B の座標を、メモリ B にしまう |
| RCL AAlpha A + RCL YAlpha Y ∫Shift ∠ ( Apps 3Apps 1 RCL BAlpha B − RCL AAlpha A ) + RCL XAlpha X ) | A+Y∠(Arg(B−A)+X) | 式を確かめる |
| = | 497.131477+506.9862458i | P |
答え P (497.13, 506.99)
検算 同じやり方で P′ の代わりに B′ を入れると、B に戻るか
合わないときに見る順番:① 向きが同じか(Arg を両方出して比べたか)→ ② ずれの引き算の順(P′ の向き − B′ の向き)→ ③ 同じやり方で B′ を入れると B に戻るか
もくじ ↑13 トラバースパターン
流れ:放射でつないで 403 を計算 → 正しい 403 とのずれ(補正量)→ 補正量を配る
これは何?
座標の分かっている点(402)から、新しい点(T1・T2)を順に測り進んで、最後にもう 1 つの分かっている点(403)に結ぶ測量を結合トラバースといいます。測った角と距離には少しずつ誤差があるので、計算でたどり着いた 403 は、本当の 403 から少しずれます。そのずれを新しい点に配って、座標を決めるパターンです。
試験でどう出るか
- 観測の表(器械点・後視点・観測点・観測角・距離)と、402・403 の座標、402 から 401 への方向角が出る。
- 配り方は均等法(点の順番に比例)かコンパス法(距離に比例)。どちらかが指定される。
考え方 1 放射を何回もつなぐ
402 に器械を立てて 401 を後視し、1 つ目の点を出すのは入門の放射そのものです。次は、いま出した点に器械を立て、1 つ前の点を後視して次の点を出します。これを 403 まで繰り返します。途中の点は丸めずにメモリにしまいます。
考え方 2 ずれ(補正量)を配る
補正量 = 正しい 403 − 計算した 403(「正しい − 計算」の順)。遠くの点ほど誤差がたまっているので、多く配ります。
- 均等法:観測が 3 回なら、1 つ目の点に 1/3、2 つ目の点に 2/3 を足す。
- コンパス法:402 からその点までの距離の合計 ÷ 全長、の割合を足す。
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| 402 | 97.55 | 99.17 |
| 403 | 120.02 | 86.03 |
① 誤差を含んだまま、403 まで放射でつなぐ
- 402 に器械を立て、401 を後視して 1 点目を出す(401 の方向角は問題文にある)
- 次は、いま出した点に器械を立て、1 つ前の点を後視して次の点を出す。これを 403 まで繰り返す(放射を何回も)
- 途中の点は丸めずにメモリにしまう。最後に出る「403」は、観測の誤差のぶん、本当の 403 から少しずれる
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 97.55 + 99.17 ENGi Shift RCLSTO X | 97.55+99.17i→X | 402 の座標を、メモリ X にしまう |
| 120.02 + 86.03 ENGi Shift RCLSTO Y | 120.02+86.03i→Y | 403 の座標を、メモリ Y にしまう |
| RCL XAlpha X + 14.52 ∫Shift ∠ ( 86 °′″ 47 °′″ 51 °′″ + 256 °′″ 5 °′″ 40 °′″ ) | X+14.52∠(86°47′51″+256°5′40″) | 401 の方向角 + 観測角。式を確かめる |
| Shift RCLSTO A | 111.4275142+94.89858331i | T1(調整前)をメモリ A に。丸めない |
| Apps 3Apps 1 RCL XAlpha X − RCL AAlpha A ) | Arg(X−A) | 後視点への方向角。式を確かめる |
| = | 162.8919444 | |
| RCL AAlpha A + 12.37 ∫Shift ∠ ( Ans + 151 °′″ 13 °′″ 41 °′″ ) | A+12.37∠(Ans+151°13′41″) | 式を確かめる |
| Shift RCLSTO C | 120.0390558+86.01836646i | 403 の計算値をメモリ C に |
② 補正量(403 のずれ)
- 補正量 = 403(正しい値)− 403(計算した値)。「正しい − 計算」の順
- ずれは数 cm。図は見えるように大きく描いている
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL YAlpha Y − RCL CAlpha C | Y−C | 補正量 = 正しい 403 − 計算の 403。式を確かめる |
| Shift RCLSTO D | −0.01905576695+0.01163353643i | 補正量をメモリ D に |
③ 補正量を配る
- 均等法:観測は 2 回。補正量を 2 等分して、T1 に 1 つ分を足す(402 から遠い点ほど、たまった誤差が大きいから。403 には 2 つ分 = 補正量全部で、ぴったり正しい 403 になる)
- T1 = 計算値 + 補正量 × 1 ÷ 2
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL AAlpha A + RCL DAlpha D × 1 ÷ 2 | A+D×1÷2 | 式を確かめる |
| = | 111.4179863+94.90440008i | T1 |
答え T1 (111.42, 94.90)
検算 補正量は数 cm 程度か(大きすぎたら、観測角の足し方や後視点の取り違えを疑う)
| 点 | X 座標 | Y 座標 |
|---|---|---|
| 402 | 102.74 | 102.69 |
| 403 | 54.20 | 85.72 |
① 誤差を含んだまま、403 まで放射でつなぐ
- 402 に器械を立て、401 を後視して 1 点目を出す(401 の方向角は問題文にある)
- 次は、いま出した点に器械を立て、1 つ前の点を後視して次の点を出す。これを 403 まで繰り返す(放射を何回も)
- 途中の点は丸めずにメモリにしまう。最後に出る「403」は、観測の誤差のぶん、本当の 403 から少しずれる
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| 102.74 + 102.69 ENGi Shift RCLSTO X | 102.74+102.69i→X | 402 の座標を、メモリ X にしまう |
| 54.2 + 85.72 ENGi Shift RCLSTO Y | 54.2+85.72i→Y | 403 の座標を、メモリ Y にしまう |
| RCL XAlpha X + 19.36 ∫Shift ∠ ( 28 °′″ 5 °′″ 5 °′″ + 156 °′″ 48 °′″ 7 °′″ ) | X+19.36∠(28°5′5″+156°48′7″) | 401 の方向角 + 観測角。式を確かめる |
| Shift RCLSTO A | 83.45037076+101.0408172i | T1(調整前)をメモリ A に。丸めない |
| Apps 3Apps 1 RCL XAlpha X − RCL AAlpha A ) | Arg(X−A) | 後視点への方向角。式を確かめる |
| = | 4.886666667 | |
| RCL AAlpha A + 15.09 ∫Shift ∠ ( Ans + 196 °′″ 58 °′″ 56 °′″ ) | A+15.09∠(Ans+196°58′56″) | 式を確かめる |
| Shift RCLSTO B | 69.44626759+95.42003486i | T2(調整前)をメモリ B に |
| Apps 3Apps 1 RCL AAlpha A − RCL BAlpha B ) | Arg(A−B) | 後視点への方向角。式を確かめる |
| = | 21.86888889 | |
| RCL BAlpha B + 18.09 ∫Shift ∠ ( Ans + 190 °′″ 35 °′″ 25 °′″ ) | B+18.09∠(Ans+190°35′25″) | 式を確かめる |
| Shift RCLSTO C | 54.18239318+85.71116068i | 403 の計算値をメモリ C に |
② 補正量(403 のずれ)
- 補正量 = 403(正しい値)− 403(計算した値)。「正しい − 計算」の順
- ずれは数 cm。図は見えるように大きく描いている
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL YAlpha Y − RCL CAlpha C | Y−C | 補正量 = 正しい 403 − 計算の 403。式を確かめる |
| Shift RCLSTO D | 0.01760682372+0.008839320489i | 補正量をメモリ D に |
③ 補正量を配る
- コンパス法:距離に比例して配る。402 からその点までの距離の合計 ÷ 全長 の割合だけ足す
- 全長 = 19.36 + 15.09 + 18.09 = 52.54。T1 は 19.36 ÷ 52.54、T2 は 34.45 ÷ 52.54
| 押すキー | 画面 | 意味 |
|---|---|---|
| RCL AAlpha A + RCL DAlpha D × 19.36 ÷ 52.54 | A+D×19.36÷52.54 | 式を確かめる |
| = | 83.45685854+101.0440743i | T1 |
| RCL BAlpha B + RCL DAlpha D × 34.45 ÷ 52.54 | B+D×34.45÷52.54 | 式を確かめる |
| = | 69.45781222+95.42583072i | T2 |
答え T1 (83.46, 101.04) T2 (69.46, 95.43)
検算 均等法とくらべて、遠くの点ほど補正が大きくなっているか
合わないときに見る順番:① 補正量が数 cm 程度か(大きすぎたら、後視点の取り違えや観測角の足し方)→ ② 補正量の引き算の順(正しい − 計算)→ ③ 途中の点を丸めていないか
もくじ ↑パターン一覧
公式は入門の公式一覧のものだけです。パターンは、その公式を使う順番です。
| パターン | 流れ | 使う公式 | 練習 |
|---|---|---|---|
| 内分 | 比 → A から「A の側 ÷ 全体」だけ進む | 移動 | ドリル |
| 後退線 | 後退量 → 後退線の上の点 M → 交点 2 回 | 移動・交点 | ドリル |
| 隅切り | 角 φ → 剪除長(正弦定理)→ P・Q | 方向角・正弦定理・移動(交点) | ドリル |
| 垂線 | 向きは AB + 90° → 交点 → 距離 | 交点・距離 | ドリル |
| 延長 | 交点 → 同じ向きに進む | 交点・移動 | ドリル |
| 復元 | 起点と向き → 辺長だけ進む → 新しい辺長 | 移動・距離 | ドリル |
| 面積の近道 | X が同じ組 → 長さは Y の差、高さは X の差 → 台形・三角形 | Conjg(検算) | ドリル |
| 一点分割 | 動かない三角形を引く → 動く三角形に要る面積 → 内分 | Conjg・移動 | ドリル |
| 軸平行 | X(か Y)が同じ組 → 分かっている座標はそのまま → 残りだけ計算 | 交点(2 行目) | ドリル |
| 平行分割 | 長方形なら h = 面積 ÷ AB、台形なら二次方程式 → P・Q | 距離・移動・方向角 | ドリル |
| 三角形 | 二等辺なら三平方、2 角なら正弦定理 → P | 正弦定理・移動 | ドリル |
| 座標変換 | 向きが同じなら平行移動、ちがえば角のずれを移す | 距離・方向角・移動 | ドリル |
| トラバース | 放射でつなぐ → 補正量 → 均等法かコンパス法で配る | 放射 | ドリル |