ご存知ですか？
コロナ太りを解消しようと「プチ断食」
話題になっているそうです。
また、メインを一種類にする「単品ダイエット」
リバウンドしてしまう「カロリー制限ダイエット」
毒素を体から追い出す「わにか断食」
ネットでよくみる、健康を取り戻すための最新ダイエット。
こうしたダイエットは最初だけはやせるかもしれません。
しかし、これらダイエットは腸内細菌のことが考慮されていません。
せっかく痩せようと頑張るあなたには、正しく痩せていただきたい。
この記事では
どうしてカロリー制限や断食がいけないのか
どうすれば正しく痩せてリバウンドしないのか
をお伝えします。
「カロリー制限ダイエット」の落とし穴！
カロリー制限すると、やせるのは当たり前。
体に栄養素を与えないのですから。
普段取り入れている脂肪やカロリーが入って来ないから、体は今あるエネルギーに頼るので痩せ始めます。
しかし、いつも取り入れている栄養が届かないのですから、体はバランスを崩して栄養が不足します。
そのうち体は耐えられなくなります。
こうしたダイエットを２週間以上続けるのは大変。
ところが、人の体は適用しようとします。
「受け取れるカロリーが少ないから」とカロリーを節約しようとします。
より少ないエネルギーでも生きられるようになっていくのです。
つまり、食べたものからエネルギーを最大限に吸収して、排出するものを減らすようになります。
ダイエットを当初は痩せます。
しかし、次第に痩せにくくなって体重が落ち着くのはこのためです。
そしてダイエットをやめるとリバウンドが起きるというわけです。
なぜなら栄養不足に適応した体は、栄養を余すことなく吸収しようとします。
こうしてダイエット前より太りやすくなるのです。
なので、無理にカロリーを制限するのは禁物です。
「断食ダイエット」の落とし穴！
断食で毒素を排出！
断食で腸を休めよう！
とよくネットなどで目にします。
ところが、そもそも腸は自律神経で動いています。
自分の意思でコントロールできません。
だから、断食しても腸が休まることはないのです。
腸内環境をよくし、毒素を排出したいなら、腸を活性化して、積極的に動かす方が大事です。
むしろ、断食をして食べ物が腸に入らないと、腸内細菌は腸粘膜を分化して壊してしまう恐れもあります。
極端に食事量を減らすと便の材料も減ってしまい、便秘を招き腸内環境が荒れてしまいます。
ダイエットには断食や食事制限が近道に見えるかもしれません。
しかし、本当に健康的でリバウンドがないダイエットをめざすなら食物繊維をとり、栄養のバランスを考えて腸内環境を整えることから始めましょう。