あなたは
「学校で先生に怒られないかなぁ」
「会社に行くのがイヤだなぁ」
と思うとき
お腹が痛くなったことはありませんか?
実際、ストレスが多い現代では、検査で異常はないのに
下痢や便秘になる方が増えているようです。
出勤途中の電車で駅に着くたびにトイレに駆け込む「各駅停車症候群」と言った病名がつくほどです。
日本語では
「腹が立つ」
「腹が(はらわた)が煮え繰り返る」
などの「腹」がつく表現がたくさんあります。
このように、脳と腸は繋がっていると考えらていましたが、科学的にも解明されています。
腸内細菌は脳に「幸せ信号」を送っていた!!
脳で強いストレスを感じると、自立神経のバランスを崩して腸の運動が乱れるようです。
これが下痢や便秘の原因です。
便通異常を起こすと
- 腸内細菌が減少
- 善玉菌が著しく減っていく
ことがわかっています。
免疫反応は大腸に住む腸内細菌の数や種類が決めていますから、腸内細菌が減ると免疫力も下がります。
逆に、ストレスがないと便通異常は起こりにくいし、腸内細菌のバランスも保たれ健康でいられます。
つまり、「ストレス」と「腸、免疫反応」はお互いに連携して心身の健康に影響し合っています。
ここで大事なのは免疫力は「腸の働きで70%が決まり、あとの30%は心で決まる」ということです。
そして、大切なのは腸内細菌が喜ぶものを食べることです。
それには日本の伝統食は非常に適しています。
あとの30%の心の部分ですが、ここでも腸内細菌は活躍しています。
脳内細菌は「幸せ物質」を脳に運んでいるからです。
最近増えている「うつ」
その原因の一つは脳の中のセロトニンという「幸せ物質」が足りていないことです。
「うつの改善のためそのセロトニンの材料が含まれる肉や魚、大豆、ピーナッツ、乳製品を食べなさい」と言われるのはそのためです。
しかし、いくらそれらの食品を食べても、きちんと分解、吸収できるようにしてくれるのは腸内細菌です。
ですから、腸内細菌を元気にしておくことは精神的健康にも非常に重要なのです。
日々の生活での食事もできることから改善していきましょう!!
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